アダルトサイトからの請求に対してチャージバック(返金申請)を行う方法と注意点

不当な請求には迷わずチャージバックという選択をしよう!

チャージバックとは、有料アダルトサイトへ返金の申請を行わずに、クレジットカード会社へ直接、返金を求めることです。クレジットカード決済を利用している販売店(ここれでは有料アダルトサイト)にて不当性があった場合、クレジットカード会社が販売店への売上送金を保留し、ユーザーへ返金してくれる制度です。アダルトサイト側がどんなに拒否しても、アダルトサイト側の不当性が認められれば、有無を言わさずクレジットカード会社が支払った分を返金してくれます。

このページでは、どうしてもアダルトサイトを退会したいのに退会できない場合や、知らずに詐欺サイトに入会してしまった方のためにチャージバックの仕組や申請方法について解説していきます。

チャージバックを認めてくれる不当性とは?

チャージバックは全ての場合で認めてくれるわけではありません。正当な理由がなければ返金してもらえないのは当然のことです。では、どのようなケースでチャージバックが認められるのか見てみましょう。

チャージバックを援用するには下記のような理由が必要です。

  • ・ 購入した商品が届かない
  • ・ 商品が不良品なのに販売店が交換に応じない
  • ・ 2重請求があった、請求額が実際の購入額と違う
  • ・ 出会い系サイト、アダルトサイトなどで詐欺取引があった
  • ・ ワンクリック詐欺などによる違法請求
  • ・ 購入した商品またはサービスが盗用され無断使用(違法コピーされた)ものであった

このようなケースの場合はチャージバックがクレジットカード会社で認められる場合が多く、返金事由としては認められやすいです。

例えば、レストランで食べ物を頼んだけど、それがおいしくなかったからと言って返金を求めるのは認められませんが、出された食べ物が偽装されていたものだったり腐っていたら返金を求めることができますよね。
チャージバックとは、購入した商品(サービス)が壊れていたり、違法性があったりした場合に返金を求めることが出来る制度です。

著作権違反を行う有料アダルトサイトへ入会した場合はほとんどの場合チャージバックが認められる。

チャージバックは法律で定められたものではなく、クレジットカード会社が定めたものですので、認められるかどうかはクレジットカード会社の裁量により決められます。

しかし、出会い系サイトやアダルトサイトなどの場合は正当性を主張することでチャージバックが簡単に認められるケースが多いです。さらに著作権違反で問題となっているOmanyやZipangなどを購入してしまった場合は、
そもそも違法に運営されているサイトですので、ほとんどのケースでチャージバックが認められます。

グローバルキャッシュグループやACEグループに加盟しているサイトのほぼ全てが著作権違反、肖像権違反などをい繰り返す悪質な犯罪サイトであることが分かっています。

ご存知の通り、著作権法では違法にアップロードされたと知りながら著作物をダウンロードすることは法律違反です。これはアダルトコンテンツにも適用されます。ダウンロードするユーザーも2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金、またはその両方が課せられる罰則が規定されている重たいものです。

Omany、Onacle、ゼロアニメーション、Zipangなどを購入してしまった場合、そこからコンテンツをダウンロードする行為も違反ですので、チャージバックを行い、犯罪サイトから今すぐに縁を切ることをおすすめします。さらにそれらのサイトにクレジットカード番号などの個人情報を知られてしまっていますので、チャージバックだけでなくクレジットカードの番号を変更することもおすすめします。

チャージバックを申請する方法

チャージバックを申請するのは簡単です。まずはクレジットカードの発行元のサポートセンターに電話で相談しましょう。

海外の違法アダルトサイトへ、それが違法だと知らずに入会してしまったことを告げるとすぐに対応してくれると思います。書類などを提出しなければならないケースもあるようですが、申請からだいたい2週間以内で解決するケースが多いです。

STEP.1 クレジットカード発行元のサポートセンターへ電話する

 

まずは、発行元のクレジットカードの裏などに書いてあるサポートセンターへ電話で連絡しましょう。そして不正な請求に対して異議申し立て(チャージバック)を行いたいということをはっきりと伝えてください。
チャージバックはクレジットカードの発行元も加盟店の調査などを行ったりと面倒な仕事が増えるため、消費者にあちらから伝えてくれないこともあります。

不正請求、チャージバック、異議申し立て、この3つを伝えることが大切です。しかし、カスタマーセンターの担当によっては、チャージバックせずに販売店側(有料アダルトサイト側)と直接話し合って返金依頼をして下さい、と突き放されることもあるようです。
そんな場合でも、犯罪サイトと交渉はできない旨などを伝えるとうまくサポートの方に伝わるようです。

STEP.2 チャージバックの理由やこちらの正当性を伝える

正当なアダルトサイトへ自ら入会し、サービスを思う存分したのにチャージバックを申請するのは非常に悪質ですので絶対にやらないでください。
そのような行為を行っても認められない場合も多いですし、さらにそのような行為を繰り返すと貴方の信用に傷がつく可能性もあります。

このページでは、身に覚えのない請求がきた場合、違法サイトと知らずに申し込みしてしまった場合、入会したら退会できなくなったしまった場合などの対処法として書いております。

カスタマーサポートに電話して異議申し立てを行った後は、返金の正当性を伝えていく必要があります。アダルトサイトについて話をすることは恥ずかしいかもしれませんが、しっかりと内容を伝えてください。

STEP.3 異議申し立て(チャージバック)の審査を待ちます

異議申し立てが受理されますと、クレジットカード発行会社がチャージバックを行うために加盟店調査などを行います。

だいたい2週間ぐらいかかりますので、クレジットカード会社からの連絡を待ちましょう。

その間、審査に必要な情報を聞くためにクレジットカード会社から連絡が来る場合がありますので、必ず電話で対応しましょう。

審査が受理されてチャージバックが認められると、書類で受理されたことの通知がきます。その後すぐに返金されます。

※あくまで私が経験したパターンです。クレジットカード会社によってフローに若干の違いがある場合もあるかもしれません。

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