国際電話料金やダイヤルQ2のように別途料金が請求されることはありませんか?

尻帯太郎
ダイヤルQ2に接続すると高額な国際電話料金を取られます。アダルトサイトって今もダイヤルQ2みたいに高額な別途料金がかかるんですか?

アフロ童帝
ダイヤルQ2!!??アナタは一体いつの時代の人なんですか?笑。今どきダイヤルQ2なんて存在しないに等しいし、ネットでアダルトサイトを見るのに国際電話料金なんて発生しませんよ。これから5Gの時代が来るってのに面白い質問ですね!

そもそもダイヤルQ2って何?

ダイヤルQ2とは、昔流行った電話のサービスです。ここで私が説明するよりも、Wikipediaを読んでもらった方が早いので、以下Wikipediaより説明文を抜粋します。

ダイヤルQ2とは?
ダイヤルQ2(ダイヤルキュー)は、NTT東日本・西日本が提供していた電話による情報料代理徴収サービスの登録商標(第3012680号ほか。商標権者はNTT本社)。 通称:Q2(キューツー)。一般にダイヤルキューツーと呼ばれることが多いが、正しい呼称はダイヤルキューである。

利用者減少により、2011年(平成23年)12月15日で新規受付を終了し、2014年(平成26年)2月28日でサービスを終了。同年3月1日以降は、災害時の募金に用途を限定した 災害募金サービス として、同じ番号領域でサービスが行われている。本項では災害募金サービスについても記す。

1989年(平成元年)のサービス開始当初、NTT側は、ニュースやテレフォン相談、ファンクラブ会員などに向けた有料情報提供(後世の有料メールマガジン)、のような一般サービスに利用されることを想定していた。しかしほどなく成人向け情報提供業者が目をつけ、課金料金上限一杯の3分300円という料金を設定し、男女間のわいせつな会話・音声の聴取サービスやツーショットダイヤル番組、テレフォンクラブを提供するようになる。

爆発的な利用拡大に伴って、援助交際目的の利用が次第に増え、少年非行や未成年相手の買春の温床になったり、若年者が長時間利用したことによる数十万円から数百万円という高額な情報料が発生し、高額の利用料金請求などが社会問題となった。また同時に不当請求事件(回線所有者自身がQ2を利用した記憶がないにもかかわらずNTTからの請求がある)[4]、情報提供事業者が自ら偽造・変造テレホンカードを利用し、公衆電話から自らの提供番組に掛けて不当利益を得る、などの事案も起こった。

要約すると、例えば今のアプリ課金のように有料サービスへの課金を電話代と一緒に請求するサービスです。例えばLINEでスタンプを購入するとLINEから請求が来るのではなく、スマホの料金と一緒にキャリアから請求されますよね。このような課金サービスの始まりと考えてもらっても良いのかもしれません。

本来はアダルト向けのサービスではないのですが、Wikipediaの説明のようにいち早く目をつけたのがアダルト関連の業者です。当時のインターネットは電話回線を使っていましたから、接続中に電話代が発生していました。そのためダイヤルQ2を介した有料のアダルトコンテンツ配信を行い、電話代とは別に高額な料金を請求することが可能になりました。

当時のインターネットはスピードも遅くて動画なんて見ることはできません。一枚の画像を表示するのに5分かかったりする時代です。それでもアダルトコンテンツを見るには書店でエロ本を買うしかなかった時代にインターネットでエロ画像が見れるということで爆発的な人気になりました

ダイヤルQ2に海外回線で高額請求発生

ダイヤルQ2にいち早く反応して巨額の富を築いた業者があります。それが今もあるDTIです。当時はカリビアンコムといったサイトはまだありませんでしたが、彼らはダイヤルQ2のシステムを取り入れ、海外から無修正画像を流すことを思いつき実行しました。無修正の有料コンテンツの他に海外への電話料金。画像一枚で5分。このシステムはビジネス的には画期的ですが、ユーザーはあとから届く高額な料金に頭を悩ませることになります。

ここで富を気づいてDTIグループという巨大な組織をアメリカで築き、今のカリビアンコムやDXライブなどのサービスへ続くんですね。ちなみにダイヤルQ2=アダルトというイメージがついたのは彼らがやりすぎたのかもしれませんね(笑)。

ダイヤルQ2は2014年に完全終了、追加で電話料金が発生することは無い

Wikipediaにあるように、ダイヤルQ2は2014年で終了し現在はサービスを行っていませんし、今のインターネットで電話料金がかかることはまず無いので、この記事の議題である「国際電話料金やダイヤルQ2のように別途料金が請求されることはありませんか?」の答えは簡単です。普通のインターネット生活をしている限り、そんな料金が請求されることはありえません。

ただし、もしあなたが今でもダイヤルアップ回線をつかってネット接続をしているなら話は別ですが、、、そんな設備を今でも使ってるという話は聞いたことがないので大丈夫だと私は思っています。まだダイヤルアップをもし使っているなら、すぐに光回線に変更した方が良いと思います。世界が変わりますよ〜。

月額制アダルトサイトへ入会後に追加料金が発生することは無いですか?

月額料金を支払って会員になった場合、基本的にはそれ以外の費用がかかることはありません。しかし、サイトによってはVIP会員へのアップグレードなどで追加料金を支払って会員プランを上位プランに変更したい場合があります。その場合は自らの意思と決断で追加料金を支払うことになります。勝手に自動追加料金が発生することは無いので安心してください。

VIP会員については以下のリンクのページで説明しています。こちらも合わせてお読みください。
定額制のアダルトサイトのプランにあるVIP会員や超VIP会員、プレミア会員って何ですか?

その他には、追加料金でダウンロード容量を増加したり、定額制プランでは公開されていない作品をPPVで購入するようなサービスがあるサイトもあります。しかし、これらも自らの意思で購入ボタンを押さない限り追加料金が発生することは無いです。

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