インターネットにより世界のどこにいても世界中のアダルトサイトにアクセスできる便利な世の中になりました。そこで今回は国内の有料アダルトサイトと海外のアダルトサイトを比較して、その違いについて検証してみたいと思います。
同じアダルトサイトでも国内運営と海外運営では全く別ものと言っても良いぐらい性質がことなります。それは法律も影響していますが、それぞれの国民の文化や気質、経済状況などの違いも大きいです。調べてみると、日本のアダルトサイトだけ世界のトレンドから送れていると言わざるを得ない状況が分かります。
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海外のアダルトサイトでは無修正で見ることができる
国内と海外のアダルトサイトについての違いを聞いたときに、一番最初に出てくる答えがやはり「無修正」でコンテンツが見れるかどうかだと思います。以前の記事「無修正動画って違法ではないのですか?」でも書きましたが、日本では第175条(わいせつ物頒布等の罪)による法律により性器が写った写真や動画などは違法と解釈され、実際にそのようなものを頒布すると罪に罰せられます。
しかし、米国をはじめとする海外のポルノ事情は全く別で、海外のポルノサイトでは無修正の動画頒布(公開・販売すること)の規制がなく、堂々とサイトの運営が行えます。そのためインターネットの復旧により日本から米国運営のサイトにアクセスすることで無修正動画を閲覧することが可能になりました。
まだ無修正動画を日本で見ることについての安全性について疑問を持っている方はこちらの記事を先にお読みください。
米国では無修正はOKだが過激な動画は規制対象
米国のサイトは無修正動画はOKですが、その一報で過激なコンテンツはNGという規制が存在します。例えばレイプ系コンテンツ。これらレイプ系コンテンツは米国では即NGです。またそれに付随するキーワードがあるだけでも規制の対象になることがあります。
例えば、昏睡、ドラッグ、緊縛、拘束、監禁など、犯罪を連想されるイメージのコンテンツはNGなので販売にも規制がかかっています。そのため、近年のアダルトサイト事情は大きく変わる傾向にあり、米国のポルノ業者たちは規制の緩いヨーロッパに拠点を移す傾向にあるようです。
また、米国で運営されているポルノサイトでも、規制の対象となるコンテンツは米国IPで制限して非公開にし、世界に向けてしか販売しないという傾向も確認できます。
しかし国内のアダルトサイトはレイプ系コンテンツも堂々と販売されています。日本人ほどエロを極めた国は無いのではないかと思われるぐらい、ありとあらゆるジャンルのモノが日本で制作されており、一般のユーザーでも手に入れることができます。これはやはり性犯罪の低い日本ならではの文化なのではないかと思われます。先進国の米国でもレイプという犯罪は多く、ポルノ業界でも規制を入れざるを得ない状況なのでしょうね。
ちなみにレイプ系だけでなく、動物愛護の観点から獣姦系なども規制対象のようです。
国内のアダルト動画は料金が高い
海外と国内を比べてみると、圧倒的に国内のアダルトサイトの料金が高いです。国内でもようやくNetflixやAmazonPrimeTVのような定額制で安くて見放題なコンテンツ配信サイトが周知されてきましたが、アダルトサイトでこのようなサイトはまだ多くありません。海外ではこのようなサイトも既に一般的で、月額数千円で見放題というのが当たり前となっています。
海外運営のサイトで国内向けに作られたサイトも多数あり、そのようなサービスを行っているように見えるのですが、なぜか国内向けサイトのサービスでは「ダウンロード制限」という海外ではあまり見られないシステムが組み込まれており、実際は見放題ではありません。カリビアンコムや東京熱の見放題サービスでは1日5G~となっており、実際にダウンロードできる本数は1~3本ほどです。
PPV(単品購入)で購入するよりはコストパフォーマンスが良いのですが、海外の見放題なサイトと比べると少々がっかりしますね。
国内運営のサイトに目を向けてみると、月額サービスを行っている有名サイトはたくさんあるのですが、見ることができる動画数が圧倒的に少ないです。数千本~数万本が視聴できる海外サイトに比べ、国内サイトの定額サービスで見ることができる本数は数十本から多くて数百本という有様です。
なぜこのようなサービスの違いがあるのでしょうか。それはやはり著作権に関する考え方の違いではないかと思います。海外では自分が権利を持っている作品をどんどん出してお金を稼ごうとしますが、日本人は自分が持っている権利を独占して金を稼ごうとする傾向があるように感じます。そのため、海外ではたくさんコンテンツが出回るのですが、日本では自分が権利を持つものは自分のサイトでしか売らないので数が出回りません。
DRM制限で権利保護がありユーザーにとっては一利も無し
DRM制限というのを聞いたことがありますでしょうか?
デジタル著作権管理(デジタルちょさくけんかんり、英語: Digital Rights Management, DRM)とは、電子機器上のコンテンツ(映画や音楽、小説など)の無制限な利用を防ぐために、オリジナルのデータを特定のソフトウェアあるいはハードウェアでしか再生できないようにすることで、第三者による複製や再利用を難しくする技術・管理方法のこと。
TVの映画やドラマなどがYoutubeなどをはじめとする投稿型の動画サイトに勝手にアップされて著作権を侵害されたという話を聞いたことがあるかと思います。アダルト業界も同様で、多くの動画が勝手に無料サイトや投稿型のサイト、悪質な有料動画サイトにアップされ、著作権者が被害を被っています。
そこで考えられたのが動画にDRM制限という規制をかけ、盗用を防ぐというものです。一時期世界中のアダルトコンテンツにこのようなDRM規制がかけられ、盗用を防ぐ取締りが行われました。
著作権者を守るためには素晴らしい技術なのですが、このDRM制限には様々なやユーザーの不便制があり問題視され始めました。その問題というのが以下の3点です。
- 恒久的な再生が保証されていない
- 消費者の権利に対する制限
- 特定環境への依存
詳しい説明は省きますが、このようなユーザーへの害から海外ではDRM制限のような規制を取っ払い、現在ではそのような規制を行っているアダルトサイトはほとんどありません。
しかし、日本は違います。先に述べたように権利を守ることに執着するのが日本企業の特徴です。(話は違いますがNHKやJASRACなどが良い例です)。ですので、今でもDRM制限を行っており、ユーザーの利便性は全く改善されていません。ユーザーにとって百害あって一利なしのDRM制限を日本のアダルトサイトはいつまで続けるのでしょうか・・・
ちなみに海外ではユーザーの利便性を優先したため、違法サイトから盗用され放題になりました。しかしこのようなサイトと共存を図る考え方にシフトし、今では違法サイトをこらしめるのではなく仲間にして共存共栄(WIN-WIN)を図ろうという流れになっています。海外の人は本当にビジネスがうまいですね。
海外と国内で安全性は違う?
海外サイトと国内サイトで安全性が違うかどうかという問い合わせは問当サイトへもよく頂きます。当サイトで紹介しているアダルトサイトに限っては海外サイトでも国内サイトでも安全性が確認できていますので自身を持って紹介させて頂いております。
海外にも精通している私の感想としては、海外でも国内でも安全性にそんな違いはないと思います。
しかし、もし日本語対応していない海外のアダルトサイトへ入会を行う場合のみ注意してください。万が一トラブルが起きた場合は当然、相手と英語でやりとりしなければいけません。最近はGOOGLE翻訳などの精度が高いのでやりとりは可能かとは思うのですが、どうしても詳しい点まで相手に伝わらない可能性があることも十分理解しなければいけません。
逆に海外のアダルトサイトでも日本語対応、日本語サポートがあるサイトでしたら安全性に問題はなそうですね。