ワンクリ詐欺や架空請求などの被害と対処法

「無料アダルトサイトを使っているけど、ワンクリ詐欺や架空請求なんて、
1回も被害にあったことないし自分は大丈夫だから関係ない。」

そう思っていませんか?

実際に知人や友人、周りの交友関係の中でも無料アダルトサイトを使用し、
詐欺や架空請求の被害に遭ったという方が多いのが現状です。
それに、その被害に頭を悩ませている人は大勢います。
私の元にも多数、相談が寄せられてきています。
もしかしたら気付いていないというだけで、ごく身近で起こっている出来事でもあります。

つまり、他人事ではないってことです。

一見、普通の健全な『優良』アダルトサイトに見えても、それを装っているだけで、
フタを開けてみたらワンクリック詐欺のサイトだったというサイトも多いです。
過去に、ニュースでも話題になったワンクリック詐欺。
名前くらいは知っているという人がほとんどだと思います。
ワンクリック(ワンクリ)詐欺とは、サイト内にある画像やリンクなどをクリックしたり、
年齢確認の「18歳以上ですか?」というボタンをクリックしただけで、
「ご登録が完了いたしました。」や「ご入会ありがとうございます。」などの文字や画面が
出てきて勝手に登録・入会したことにされてしまいます。
パソコンからIPアドレスやリモートホスト、ブラウザ、OS情報などを抜き出し、
あたかも登録を済ませた画面が出てきます。
契約文や振込先情報を記載し、利息や罰金などの言葉を使い
期間内に振り込むよう催促してきます。

ワンクリ詐欺は電子消費者契約法に基づいて違法とされていますので、ご安心ください。

しかし、そんな法律の盲点を突くかのようにツークリック詐欺、
フォークリック詐欺
と呼ばれる詐欺サイトもあります。
クリック数は異なりますが、ワンクリ詐欺同様に登録・入会をしたように信じ込ませ、
登録料金などを請求する手口です。
ワンクリ詐欺及び架空請求などは違法と知っていても、実際に遭遇してしまうと、
慌ててしまい冷静な判断ができなくなってしまうことがあります。
心配になって記載してある連絡先に問い合わせてしまう、
請求に応じてしまうといったことが絶対にないようにしましょう。

そんなものは無視です!無視が1番!

なぜ、無視するのが1番良いのか。
その理由としては、電話やメールで問い合わせをしてしまうと、
自ら相手に個人情報を渡したことになります。
その電話番号やメールアドレスの情報を元に、あの手この手を駆使し、
個人情報を聞き出されてしまう可能性があるためです。
「無視して、のちのち問題にならないの?」と思う方もいるかもしれませんが、
無視することが最大の対処法なのです。
至ってシンプルな対処法ですよね。
もし、それでも「個人情報がバレていないか」、「やっぱり不安」など心配な方は、
最寄りの消費者センターや法律事務所、警察、ネット詐欺相談室などに
相談することをおすすめします。

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