2016年7月にJSKYからOmany、Onacle、Zipangに対して法的対処を行うと発表した件で、その内容と見解を紹介してきましたが、
2016年8月26日、ついに海外アダルトサイト最大手のDTIサービス社(DTIアフィリエイト)からもJSKYに追随して該当3サイトへの対処をアフィリエイターに対して発表しました。
通知の内容はJKYから送られてきたものと似通っており、JSKYの対応を見てDTIもついに重い腰を上げたといった感じなのでしょう。
DTIはこれまでも著作権違反のサイトについてはアフィリエイターへ情報共有や同時宣伝禁止の旨を通知してきましたが、今まではあくまで同じページにDTIへの宣伝と違反サイトへの宣伝があったらダメですよ、程度の軽いものでした。
しかし、前回JSKYが強行姿勢を行ったことに対してDTIも驚嘆してたようで、今回はDTIもJSKY見習って著作権違反者への強行的な態度を示したものといえそうです。
DTIが出した通知は以下の通りです。
アフィリエイター各位 お世話になっております。
DTIサービス・アフィリエイト部です。
著作権を侵害する違法サイトへの対応ついて、変更がございます。これまでは、違法サイトについても「同ページ上での宣伝が無ければOK」などという内容としてまいりましたが、こちらのメールをもって一切の宣伝の禁止となりますことを、通知させていただきます。
対象サイトはオマニー、オナクル、ジパングの3サイトとなりますので、9月中に貴サイトでの宣伝(アフィリエイトリンク)を削除いただけますでしょうか?対象サイトは、今後追加となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2016年10月1日以降に、違法3サイトについての削除がされてない場合には、アメリカ合衆国ならびに日本において著作権違反の共同不法行為者としてDTIアフィリエイトアカウント凍結後、順次、法律上許された最高額を損害額として、損害賠償訴訟を提起しますことを、ご通知致します。
また、上記違反3サイトが加盟するアフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)からの報酬入金のある口座情報を関係機関を通して照会し、差押さえおよび損害賠償請求の対象とさせていただきます。
2016年10月1日までに違法サイトの宣伝を停止された方は対象外とさせていただきますが、口座情報の照会過程で行き違いが生じ、一時的に差押さえの対象になる可能性がありますので、その際はご通知願います。
また、DTIアフィリエイトプログラムに参加されてない方でも上記に類似する、違法サイトの宣伝を行っているサイトを発見した場合、サーバー会社、ドメイン管理会社に対して、弁護士の請求および該当する裁判所の命令をもって情報公開請求を行い、責任を問う予定です。
さらに、かかる宣伝サイトがGoogleで表示されないようGoogleと連携し検索結果から削除されるよう、正式に依頼もしてまいります。
これらの対応は、最終的には健全に宣伝活動を行っていただいているアフィリエイターの方の売上を守っていくことにつながりますので、ご協力をいただけますようお願い致します。
それでは何か不明な点などございましたらお気軽にご連絡ください。どうぞ宜しくお願い致します。
DTIサービス アフィリエイト部
ちなみに、JSKYがアフィリエイターへ対して通知した文章とその説明についてはこちらをご覧ください。
東京熱がOmany、Onacle、Zipangのアフィリエイターに対して厳格な法的対処を決行[1]。賠償額はいくらになる?
私がいうのも何ですが、DTIの通知はJSKYのまんまパクリですよねw まぁ伝えたい内容が同じなのでそなってしまったのか、内部でつながっているのかどうかは分かりませんが。
内容と効力についてはもうJSKYのときに詳しく述べているので説明しませんが、Omany、Onacle、Zipangの宣伝をやめないと、共同不法行為、つまり著作権違反を行っているサイトと知りながらアクセスを送って収入を得る行為ということで損害賠償を行うということですね。
JSKYは掲示板などが無いのでイマイチ盛り上がりに欠けるところでしたが、DTIが同じことをやるとさすがです。DTIの掲示板は荒れに荒れていて、見ていて本当に面白いです。色々なアフィリエイターがいるなぁと笑わせてもらっています。
法律知識が無く、GCやACEが言い訳として使った説明を信じているアフィリエイターが多いことに驚愕する
掲示板を見てみると様々な野次が飛び交っていますが、見てみると本当に文章の読解力が無いというか、法律知識が無いというか、あきれる言い訳や悪口ばかり。感情的になっているのかもしれませんが、
DTIが言っていることは単純で「3サイトが著作権違反をやっていますので、それをもう宣伝しないでくださいね、著作権違反のサイトを宣伝して利益をえたら共同不法行為ですからやっちゃダメですよ。」と言っているだけです。
著作権違反のサイトだと知りながら宣伝し続ける行為は、犯罪収益と知りながら自分も犯罪収益を受取るので、自分も犯罪幇助となります。そんな簡単な通知なのですが、
掲示板での発言を見てみますと、アホなアフィリエイターが理解もせずDTIに対して悪口を飛ばしています(笑)。
そんな面白発言を見てみましょう。(掲示板の内容を直接書くと問題かと思いますのでちょっと変更を加えてありますが、内容は同じです。)
俺はOmanyなんか宣伝していないのに全てのアフィリエイターを犯罪者扱いするなんて失礼だ!
いやいや、全員を犯罪者扱いなんてしていないでしょwww
宣伝したら犯罪ですよ、と明確に言っているんだから、宣伝していないアナタには関係ない話です。何を怒っているのか分かりません。
日本で無修正コンテンツの著作権など存在しないはずです。裁判するなら裁定を明確に示してください。
これぞ無知なる極み!それともGCやACEが苦し紛れに言い訳をした「日本で無修正コンテンツの著作権は認められない」というのを本気で信じているのでしょうか?
日本で認められているかどうかは関係なく、米国で認められた著作物について争っているのですよね。これはJSKYが既に論破しています。
無修正動画は日本では違法だから、日本では著作権が認められない?というデマを流している人もいるようですが、
日本はベルヌ条約に加盟しており、米国で認められている著作権については日本でも保護しなければならないとなっています。
つまり、無修正動画が日本で違法かどうかはまた別の話で、米国で著作権が認められている以上、ベルヌ条約により日本は米国の著作権を日本でも保護する必要があります。なので日本での裁判も当然可能なわけです。
法律と条約はどちらが強いかというと、一般的には「憲法>国際法>法律」となります。無修正はわいせつ物を規制する刑法175条が根拠となっていますが、憲法21条では「表現の自由」が保障されているため、国際法となる条約が法律より強くなれば、刑法である法律の無修正動画の規制が裁判で効力を発揮される保障はほぼ有り得ないと考えられます。
人間はどうしても、自分が心地よいと思う方向に解釈しがちです。JSKYがダメといい、GCが良いといったときに、もし自身がGCで金儲けをしていたらGCの言っていることを信じたくなるわけです。
でもそれで良いんじゃないでしょうか?自分が信じている法律の解釈でそのままGCを宣伝し続けて、裁判になったときに痛い目を見れば良いと思います。
複数のサイトを量産していて、オマニー・オナクル・ジパングの宣伝を削除するのは不可能です。削除し忘れで損害賠償請求とは重たすぎませんか?
私も同じアフィリエイターとして、この気持ちはすごいよく分かります。昔は量産で稼げた時代もあったので、ツールなどを使ってサイトを作りまくるというトレンドがありました。
しかし残念ながら自分のサイトは自分の責任ですのでがんばって削除するしかないですね。
社員が数千名いる会社で一部の末端社員が不祥事を起こしたとしても、責任を取るのはトップである社長や取締役です。自分が作ったサイトなので自分で責任を持つしかありません。
脅迫っぽいメールで驚いています。ガッカリしました。
なぜこれが脅迫めいた文章に見えるのか?犯罪者の手助けをしたらあなたも犯罪ですよ、という通知は当たり前のことを言っているだけですね。
あなたが犯罪サイトで儲けていて、それが無くなるのが怖いだけではありませんか?
アフィリエイターのせいにするな。当事者で問題を解決しろ。
人のせいにするなよと思うwww。
犯罪者の手助けをすることを幇助といいますが、犯罪サイトと知りながらリンクを送り続けて報酬を受取ったらダメでしょ。これって幇助じゃないんですか?共同不法行為じゃないんですか?
怖いです。DTIアフィリエイトを退会します。
勝手に退会してください。これをわざわざ掲示板に書くということはDTIに対して、アフィリエイターがDTIから離れていくよ、それでもいいの?とアピールしているんですね。
DTIってJSKYとつながっていたんですね。最悪です。
オマニーやジパングで儲かっていた人ほど、JSKYを恨んでいるような傾向があるようです。実際、当サイトの問い合わせフォームへも多くのクレームが寄せられましたが、調べてみると
グローバルキャッシュをオススメしている比較サイトさんの運営者とつながりそうなIPアドレスやメールアドレスが多かったです。
ただの逆恨みにしか見えませんけどね。当サイトでは昔からオマニーやジパングなどを違反サイトとして弾圧していますが、そんなことをするとオマニーなどが売れなくなるから辞めろ、という批判が一番多かったです。
DTIとJSKYでGCやACEにDos攻撃をやるのはやめてくれ
これは何のことかちょっと良く分かりませんが、最近ジパングなどの決済サーバーが攻撃を受けたようです。もちろん、JSKYやDTIはそんなこをはやっていないという回答でしたが、
よくよく考えてみると、DTIやJSKYがGCとこれから裁判をやるんであれば、自分が不利になるようなことを行うはずはないと思うのですが・・・それは私も確信がないのでよく分かりません。
ただ一ついえることは、このDos攻撃をDTIやJSKYが行っていると断定しているアフィリエイターの方たちは何の根拠があって言っているのでしょう?調べてみましたがソース元は特定できませんでした。
DTIやJSKYがこんな脅迫をするとなると、まともな海外ASPはなくなりましたね。
いやいやwwww これが一番笑える投稿でした。
まともなASPだから不正を行っている犯罪サイトや、その犯罪サイトへリンクを貼り続ける行為に対して法的対処を行うと言っているのに。
著作権違反を放置しろと?著作権違反を行っているASPはまともだったのかい?
怒れるアフィリエイターの主張はつまり、
アフィリエイターに言うな!俺たちは関係ない!
ということなんです。
アフィリエイトというビジネスを甘くみている人たちの一部の発言が掲示板で炎上していますが、まともなビジネスを行っている人であれば、DTIのやり方も理解できると思います。
まずは著作権違反が重罪であることを理解していない人があまりにも多いですね。また、DTIの通知が脅迫だと言っていますが、単純に違反サイトのリンクを貼ったらダメだといっているだけなのになぜこんなに怒るんでしょう?
アフィリエイターの怒りはただ犯罪サイトからの利益がなくなる恐怖からきただけではないのか?
ただ、私も彼らの主張の一部は理解できます。今まで何もしらずにGCなどの宣伝を行って高額な利益を上げてきたのに、突然それを今後はやるなといわれ、やり続けたら損害賠償で訴えるといわれたら恐怖で頭が回らなくなる人もいることでしょう。
アフィリエイトで生活している人にとっては死活問題です。
でも、ゆっくり考えてみると、やっぱり犯罪は犯罪ですからね(笑)
それでも犯罪ASPの宣伝を続けるのであれば、それはそれで個人の自由なので別にやれば良いのではないでしょうか。ただ、そうするとDTIやJSKYからはアカウントが凍結されます。オマニーなどの犯罪サイトが今後無くなる可能性は非常に高いので、そうなったらもう宣伝できるサイトはなくなりアフィリエイターも廃業です。
さらに損害賠償請求のダブルパンチとなる可能性も高いわけで、破産してゼロからやり直すしかありません。
やり直すと言っても、その時にはもうアダルトアフィリエイトはできません。そうならないように、怒らずに冷静にこの状況を分析した方が良いと思うのですが。
私は著作権違反サイトは無くなるべきだし、それらを宣伝している人もいなくなった方が良いという考えなので、良い社会に向かっているなという希望を持って見てみたいと思います。