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なぜ無料でエロ動画が見放題になっているサイトがたくさんあるのか、そのカラクリを理解することでとんでもないことが分かりました
インターネットでアダルト動画を無料で見ることができれば最高です。最近では「無料 エロ動画」で検索すると、たくさんのエッチな動画や画像を簡単に見つけることができ、無料で視聴できるサイトも多いです。無料で見れるとあってついつい長居してたくさんの動画をオカズにして毎日オナニーしてませんか?さらにお気に入りに入れておけば毎日利用できます。
そんな無料アダルトサイトをありがたいと思って日頃から利用している方も多いことでしょう。しかしちょっと待ってください。なぜアダルト動画を無料で見ることができるのか考えたことはありませんか?
アダルト動画はアダルトビデオ制作メーカーが企画し、女優や男優をキャスティングし、脚本を書き、撮影し、編集されてから世に出てきます。一部の個人撮影を除いてほぼ全てのアダルト動画は制作メーカーから生まれており、その動画には製作者がおり、権利者がおり、価値があるものです。
それが何故か無料で見れる。これは普通のことではありません。制作メーカーがあえて無料で出しているのでしょうか?答えは否です。
制作メーカーが無料サイトに自らアップして無料で視聴できるようにしているのではありません。では何故我々はいとも簡単に無料でエロ動画を思う存分楽しむことができているのでしょうか?実はアナタが気兼ね無しに無料でアダルトサイトで動画を視聴することは非常に危険なカラクリが潜んでいて、あなたが被害にあったり、逮捕されたり、民事で訴えられる可能性がある大変リスクの高い行為なのです。
慈善事業でアダルトサイトを運営している偽善者などいない
「全部無料でエロ画像やアダルト動画を見ることができる!なんて良いサイトなんだろう!このサイトは神様みたいだ!」と思って無料アダルトサイトを見ていませんか?少し考えてみるとよく分かるのですが、ただみんなに健全に無料でエロ動画を見てもらうためにサイト運営をしている人なんていません。
無料サイト運営者たちの目的は一体なんでしょう?簡単な問いですよね、答えは『お金稼ぎ』です。慈善事業でエロ動画をみんなに見てもらうような神様みたいなアダルトサイト運営者は存在しません。つまり、あなたが無料アダルトサイトに訪れてエロ動画を見ることで、運営者に何らかの形でお金がチャリンチャリンと収益として入っているはずなのです。
おかしいですよね。あなたは無料アダルトサイトでは決済なんてしませんし、後から(ワンクリや架空請求をのぞいて)請求が来ることもありません。では一体どうやって彼ら運営者はお金を稼いでいるのでしょうか?このページではこの隠されたカラクリを全部暴露していしまいます。これを聞いたらもう無料アダルトサイトなんて利用したくなるかもしれません。覚悟してから読んでくださいね。
動画はどこから?無料アダルト動画サイトのほぼ100%が著作権違反の犯罪サイト
無料アダルト動画サイト運営者がお金を稼ぐ仕組を得るために必要なのが、ユーザーに動画を見せるための、「動画コンテンツ」です。無料アダルトサイトと謳ってサイト運営を行っていても動画コンテンツ自体がなければ動画サイトではありません。
無料アダルト動画サイトを見ると、多くの動画が掲載されていますよね。彼ら運営者は一体どこでその動画を手に入れているのでしょうか、それを疑問に思ったことはありませんか?例えばDMM(現ファンザ)では1本1000円〜2000円程度で現役で販売されている最新動画も無料動画サイトにあふれています。動画メーカーが現役で販売している動画を無料サイトに配信の許可を与えるわけがありません。
では、無料エロ動画サイトがどうやって動画を手に入れているのか教えますね。その方法は2通りあります。
1, 正規販売サイトやネットで落とした動画を勝手にアップして配信している著作権違反の動画サイト
無料動画サイトのほぼ全てが、実は著作権者の許可を得ずに勝手に配信している著作権違反の犯罪サイトです。ワンピースなどの漫画を無料で掲載したとして問題になった「漫画村」についてのニュースを知っている方も多いのではないでしょうか?その類と一緒で彼ら無料動画サイトは自ら許可を得ずに動画をアップして配信し、犯罪であることを知らない多くのユーザーを集めてお金稼ぎをしています。
AVメーカーがお金をかけて制作し発表したその次の日にはもう無料動画サイトで違法配信されているのが現状です。ユーザーにとっては一見良いかもしれませんが、日本では著作権違反と知りながらそのコンテンツをダウンロードすることも違法になっており、もしこの法律が適用されるような状況や証拠がそろえば多額の賠償金が課せられる可能性があります。
運営者は海外のサーバーを借りて自分の身分を隠し逃げながら運営を行ってお金稼ぎをしています。漫画村の運営者がフィリピンで逮捕されたように、無料アダルト動画サイト運営者はいつ逮捕されてもおかしくない状況なのです。AVメーカー等がもし本気になり警察を動かせば、無料動画サイト運営者が一斉に逮捕されるなんてこともあり得る訳なんですね。
漫画海賊版サイト「漫画村」の元運営者、星野路実(ロミ)容疑者が9月24日、著作権法違反の疑いで福岡県警などに逮捕されたと、NHKなどが報じた。
星野容疑者は7月、フィリピンの空港で同国の入国管理局に拘束された。NHKによると、同局は24日に星野容疑者を日本へ強制送還した。その移送中に、日本の領空に入った航空機内で福岡県警などが逮捕したという。
2, 著作権違反を行って配信している無料エロ動画サイトを埋め込んで配信しているサイト
もう一つの無料動画サイトのパターンが、上記1で紹介したサイトにアップされている動画を自分のサイトに埋め込んだり、リンクしたりしているパターンのサイトです。彼らは自ら動画をアップするのではなく、違法に誰かがアップした動画をうまく利用してお金を稼いでいるタイプです。Youtubeの動画を埋め込みで紹介しているサイトも数多くあるように、エロ動画も色々なページにソースからリンクを貼り読み込むことで自分のサイトで紹介できます。
彼らは自らアップしているわけではないので罪悪感は少ないようですが、彼ら自信も違法にアップされた動画を知りながらそれらサイトにリンクを貼り、視聴を助長していますので立派な犯罪であると言える可能性があります。共謀共同正犯または幇助として罰せられる可能性あり、当然ですがそれらを視聴するユーザーも何らかの被害を被る可能性があります。
Youtubeでは共有から表示されるタグをそのまま自分のサイトやブログに貼り付けることで、その動画を自分のサイトに埋め込んで表示できます。自分のサイト内で動画を再生させることも可能です。無料アダルト動画サイトにも同様の仕組みがあり、タグを貼り付けるだけで自分のサイト内で再生させることが可能になっています。
無料で見せる代わりに広告で稼いでいる手法と広告に潜む超危険な罠
無料エロ動画サイトがどうやって動画を得ているか分かったところで、どのような運営者がどのような意図でサイト運営を行っているのか分かっていただけると思います。想像してみましょう。著作権違反という犯罪を堂々と行って高収入を得ているような輩が運営するサイトを信用できますか?お金を稼ぐためにはどんなこともやるような連中である可能性が高いですよね。
それを前提にこれからの話を聞いてください。
原価ゼロで得た動画コンテンツを勝手にアップして自分のコンテンツとして配信する。その収益源はどこでしょうか?答えは「広告」です。無料動画サイトにはありとあらゆる場所に広告がはられており、その広告の表示回数、クリック回数、クリック後の購入マージンによって無料動画サイトに収入が入る仕組となっています。
広告の部分だけ見るとYoutubeと同じです。Youtubeは無料で見せる代わりに時々広告が表示されます。その広告によってYoutuberが収入を得る仕組ですよね。それと同じで無料アダルトサイトも無料でエロ動画を見せる代わりにユーザーに広告を表示させて収益を得ています。ここだけ見ると「別に広告ぐらい良いじゃないか、どこが危険なんだ?」と思うかもしれません。しかし、先程の話を思い出してください。どんな輩がそのサイト運営を行っているかということを。著作権違反のアダルトサイトに広告を出したい業者というのは通常は存在しません。
著作権違反の無料動画サイトに掲載されている広告にはどんなものがあるのか?
例えば正規にアダルト動画を販売しているDMMやSOD(ソフトオンデマンド)、カリビアンコムや東京熱といったサイトはそのような無料アダルト動画サイトを非常に敵視していますので、無料エロ動画に広告を出稿するようなことはしません。当然ですよね、自分たちが持つコンテンツをパクって勝手に配信するようなサイトにお金を払って広告を出すようなことを行うはずがありません。
悪質サイトに出稿する広告業者は、やはり悪質か法律的にグレーな商品を販売しているような業者ばかりだということが問題です。法的に販売が認められていないバイアグラなどの医薬品販売サイト、脱法(または違法)ハーブ販売サイト、著作権違反を行って商売をしている犯罪動画サイト、個人情報を取得するための懸賞サイトやフィッシングサイト、ワンクリやツークリを行う実態のないアダルト動画サイト、ウィルスやマルウェアなどが自動インストールされるサイトなどが挙げられます。
無料動画サイトで動画を視聴するだけなら、まだあなたが被害にあう可能性は少ないかもしれません。しかし、問題なのはその無料動画サイトにどのような広告が掲載されているかです。もし間違えて悪質なサイトに誘導されてしまったら、かなりの被害を被る可能性があるのです。
上記の画像は某有名無料アダルトサイトの動画再生ページです。右側に非常に大きな広告枠があります。この広告枠はページが開かれるたびにランダムで様々な広告が掲載されます。私が記事を書いている本日時点で確認できた広告は「エロ系出会い系サイト(女性登録者はサクラのみでいないと思われる)、ドラッグ系サイト(バイアグラ、媚薬など効能は不明)、ちんこに装着する謎のアイテム(根拠不明)など。
無料サイトに仕組まれている危険な具体的事例
無料サイトそのものがワンクリサイトもしくはワンクリ系サイトに誘導する広告が貼られている
ワンクリサイトとは、無料だと思って再生ボタンを押したら次の画面に移動してなぜか入会したことになっているという詐欺サイトです。その画面で多額の請求が表示され、支払いをしないとアダルトサイトを利用したことが分かるような恥ずかしい封書で請求書を送るといった脅迫めいた文章が表示されています。家族にばれたくない心理から支払いをさせるものです。
この仕組み自体は双方の同意がない契約から脅迫的な支払い請求を行っていますので違法となり支払う必要はありませんし、運営者が逮捕される事例もありますが、今だにこのサイトの仕組みを使ったサイト(ツークリと呼ばれる)は多く存在します。
無料という餌でユーザーを集め、ワンクリサイトに誘導し、脅してお金を得る悪質な仕組みです。今ではワンクリ系サイトは少なくなっていますが、無料サイトを利用していると時々この類のサイトに出会いますので気をつけましょう。
個人情報を取得するための懸賞サイトやフィッシング系サイトに誘導される
無料アダルトサイトによく貼られているのが懸賞系のサイトです。懸賞サイトとは、無料登録するだけで様々な懸賞に応募することができるサイトです。雑誌の懸賞に応募するためにハガキを送ったことがある方は多いのではないでしょうか。そのネット版だと思ってください。このようなサイトは企業主が応募者に懸賞を上げる代わりにDMや広告を配信するといった仕組みとなっています。実際、大手懸賞サイトでは数十万人の登録者がいて懸賞と広告でwin-win関係ができています。
しかしそれに目をつけた悪質な業者が個人情報を集めるためだけに運営している危険な懸賞サイトがあります。テレビやゲーム機器などの高額懸賞がもらえると書いてありますが実際には当たりません。しかしユーザーはもらえる可能性があるため、ついつい本名、住所、メールアドレス、電話番号などを記載して無料登録してしまうのです。その情報が架空請求業者や強引な営業を行う業者に売られてしまい、その後かなり多くの意味不明な広告、請求書、営業電話がかかってきてしまうことになります。
著作権違反を行う無料アダルト動画サイトに健全な広告を出す業者はいませんから、どうしてもこのような悪質業者の広告であふれてしまいます。無料エロ動画に掲載されている懸賞系のサイトには絶対に登録すべきではありません。
無料サイトを利用した負い目による架空請求
これは無料アダルトサイトを利用することによる直接的な被害ではありませんが、架空請求業者が有名な無料アダルトサイト名を利用して架空請求を行っていることが確認されています。有名なサイトがXVIDEOです。架空請求業者は「XVIDEO JAPAN カスタマーセンター」といった名前を名乗り、メールやハガキで不特定多数のユーザーに架空請求や電話をしまくっています。ユーザーとしてはXVIDEOを利用した記憶があるため、それが負い目でパニックとなり支払い請求を拒めないような状態になってしまう方がいます。
おそらく架空請求業者と無料のアダルト動画配信サイトがグルになっている場合もありとても悪質な手法です。無料アダルトサイトを利用することによる「負い目」を負わないよう、アダルトサイトをネットサーフィンするときは注意しなくてはいけません。
支払いが発生する契約は、双方の合意がなければ成立しません。もし架空請求業者からそのような請求が届いても合意していない契約について支払う必要はありません。業者に負けないよう彼らの請求は無視しつつ、その手口について検索してみると良いでしょう。そうすると彼らの業者名が名指しで悪質サイトとして載っているケースが多く、無視すれば良いと安心できます。
ウィルスやマルウェアに感染してPCやスマホで請求画面が消えなくなる
一時期前に流行った手口で、無料アダルト動画をダウンロードできたと思って再生したら、それが実は不正プルグラムでパソコンが使えなくなるパターンです。動画ファイルはmp4やwmvといった拡張子のものが多いのですが、不正プログラムはそれ以外の怪しい拡張子でファイルが配布されています。実はそれがプログラムファイルとなっており、再生しようとしたら自分のパソコンにウィルスがインストールされます。どのようなウィルスがインストールされるかはダウンロードしてしまったファイル次第ですが、個人情報流出などの心配があります。
また、一番有名なのがパソコンのデスクトップやスマホのホーム画面に架空請求のような請求画面が表示されてパソコンが一切操作できなくなるウィルスです。これにかかるとパソコンが操作できなくなります。料金を支払えばパスコードがもらえ、それを入力することで再びパソコンが操作できるようになるとされています。しかし実際は一時的に使えるようになってもまた一定期間が経過したらロックされて操作できなくなり、再び料金の請求をされるような悪質なものも多く問題となっています。
無料アダルトサイトで動画をストリーミングで楽しむ分にはまだマシですが、ダウンロードできるサイトは非常に危険です。無料アダルトサイトからファイルをダウンロードすることは絶対に裂けるようにしてください。とんでもない被害にあう可能性があることを頭に入れておきましょう。
リンクでたらい回しされる悪質ランキング系無料動画サイト
無料アダルトサイトが見れると思ってリンクをクリックすると別のサイトへ飛ばされる。次のサイトで同じ動画を見つけてクリックしたらまた別のサイトへ飛ばされる何度も飛ばされていたらいつの間にか元いたサイトに戻ってきていた。こんな経験はありませんか?これらのサイトが私が「たらい回しサイト」と呼んでいる悪質無料アダルトサイトです。
これらのサイトは自分のサイトのアクセス数を伸ばすことしか考えておらず、ユーザーの利便性などカケラも考えていません。実際には無料アダルト配信サイトから動画を拝借してリンクを掲載しているのですが、そのリンクをあえて分かりづらくしてユーザーがミスして別のリンクをクリックするような仕組みでサイトを作っています。彼らもこれまで説明してきたサイトと同様で、アクセス数を伸ばすことで広告を掲載し収益を稼ぎ出すことを目的としてます。
彼らは1人ではなくグループでやっていることが多く、自分たちが運営するサイトのアクセスをまわし合ってアクセスをどんどん上乗せしていきます。集団でユーザーをドツボにはめてアクセスを得るわけですが、これは実態のないアクセスのようなものなので、このようなサイトに広告を載せても企業への正しいアクセスがこないことが暴露され始めています。そのため、このようなサイトに掲載するような広告主は撤退傾向にあり、出稿したいサイトといえばまたグレーなサイトが多くなってしまいます。
そうすると、今まで述べたような悪質サイトに誘導される危険性が高くなります。無料アダルトサイトから直接の被害をうけなくとも、どこかの超悪質詐欺サイトに誘導されてしまったらとても危険です。リンク先が目的のページじゃないケースを見つけたら、即刻そのサイトとはバイバイしましょう。結局動画が見れないことも多いため時間の無駄ですし、被害にあう可能性を考えれば関わるべきではありません。