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画質の良し悪しを理解するためにkbpsという単位を理解しよう!
画質はパッと見ただけで良い、悪い、などと表現ができますが、それはあくまで人個人の主観でなかなか判断ができません。また大画面で見ている人とスマホで見ている人ではディスプレイの大きさがそもそも違うので良し悪しを判断するには他の材料が必要です。そこで画質を判断する為に見るべき指標がbpsという単位で表された数字です。
bpsはキロビットパーセカンド(kilo bits per second)の略で1秒の間に何キロビットのデータを送ることができるかを表しています。キロビットはデータの容量ですので、単純に数字が大きいほうが画質が良いという意味になります。スマホサイズでしたら1500kbpsほどで高画質だと感じるようになり、20インチほどのディスプレイですと3000kbps以上、40インチ以上でしたら最低でも5000kbps以上はないと高画質と感じないと考えていただければ数字と画面サイズの指標が分かっていただけるかと思います。
ちなみに4Kと言われる動画の画質は8000kbps、8Kと呼ばれる最新技術の動画は32000kbps以上程度の数字になりますので覚えておきましょう。16000kbps以上と表記されている動画があれば、それは4k画質の超高画質だと理解できます。
画質とビットレートの目安
解像度(画質) | 画面サイズ | ビットレート(目安) |
---|---|---|
ワンセグ | 360px × 180px | 700kbps~ |
SD | 720px × 480px | 1500kbps~ |
HD | 1280px × 720px | 3000kbps~ |
フルHD | 1920px × 1080px | 5000kbps~ |
2K | 2560px × 1440px | 8000kbps~ |
4K | 3840px × 2160px | 16000kbps~ |
8K | 7680px × 4320px | 32000kbps~ |
※実際にはフレームレートによって数字は前後します。上記はある一定の目安ですのでご理解ください。
無料アダルトサイトや著作権違反の犯罪サイトの画質が低い理由
無料アダルトサイトのほぼ全てが著作権違反の犯罪サイトなわけですが、それでもリスクを知らないまま無料でエロ動画を楽しもうとする人は多いです。しかし気になるのは無料サイトと有料サイトの画質の違いです。毎月数千円の料金を支払って正規サイトで動画を視聴しているので、どうしてもハイクオリティーな画質を求めてしまいます。お金を払ったのに低画質ばかりだったら納得できません。
そこでまずは無料アダルトサイトの画質を見てみましょう。
無料アダルトサイトはパクった動画しか持っていないから画質が低い
無料アダルトサイトや「ココだけは辞めておけ - 入会してはいけない危険な著作権違反の有料アダルトサイト一覧」で紹介しているようなサイトは勝手に動画をパクって配信しているので、基本的にパクった動画しか持っていません。パクった状態の動画しか持っていないのでその動画の画質でしか配信できません。
しかし正規メーカーなどしっかりと権利を持って正規配信を行っているサイトは元データ自体を持っているので一番最高の状態の画質データを持っています。そのため超高画質での配信も可能になっています。そこが大きな違いです。元データから直接エンコードで配信されている正規有料サイトの動画と、ネットに落ちている動画を勝手にパクって配信しているサイトとでは画質が全く異なるのも十分理解できます。
無料アダルトサイトはサーバー代に費用をかけられないため高画質動画を配信できない
高画質動画は大変大きなファイルサイズになっていますので、配信するサイト側はサーバーのストレージに大きな費用をかけなければいけません。仮に4K動画を配信しようとすると1本で15GBのファイルサイズがある場合もあります。これを100本準備しようとすると15GB x 100 = 1.5TBほどの容量がサーバー上に必要です。サーバーは大変高価なものですのでコレを準備しようとすると高額な費用がかかります。
正規販売者は自身が持つ作品を一つ一つ丁寧に配信しているため少数で中程度料金で配信する傾向にありますが、無料サイトや犯罪サイトは自身が権利を持つ作品がありませんのでとにかく多くの作品を大量パクって低額で配信しようとする傾向にあります。彼らは自分たちのハイクオリティーな作品を持っていないので、低画質でも大量の動画を集めます。本数では1万本以上の動画を定額見放題で見せようとするわけです。こうなればサーバーに費用を掛けるわけにはいかず、サーバー容量はできるだけ抑えようとします。
サーバー容量を抑えるとなればファイルサイズの大きい高画質動画は配信できません。無料サイトや著作権違反の犯罪サイトほどアダルト動画の提供本数が多いが低画質が多い、正規販売している有料サイトは本数こそ少ないもののハイクオリティーで良い作品を提供しているということになります。
正規配信を行う有料アダルトサイトのハイクオリティー高画質へのこだわり
正規配信を行うアダルトメーカーは、自ら企画し、費用を出し、女優や男優などの出演者をキャスティングし、カメラマンや監督を手配し、撮影し、編集し、1本1本の作品を世に提供しています。その費用と手間は膨大なもので、本当に魂を込めて制作しています。彼ら正規メーカーはそのような魂のこもった作品を出来るだけ多くの人にハイクオリティーな状態で楽しんでもらうために日々努力しています。
作品のコスト、配信するためのサーバー費用やサイト運営コストを計算し、作品の料金を決めているわけです。この流れが「とにかく作品をパクって集めて配信してお金儲けしよう」としている無料サイトや著作権違反の有料サイトとは異なります。作品への愛情がまったく違うんですね。
魂を込めて作った作品を低画質で適当に配信するなんてことは考えられません。より良い値段で、ユーザーに満足してもらうために計画的に慎重に。その流れを経て提供されている正規配信サイトのコンテンツは画質も良く、音声もよく、ハイクオリティーになるべくしてなっています。
無料サイトと比べられるだけでも憤慨するでしょう。もし高画質でハイクオリティーの作品を求めるのでしたら、アダルト業界の未来を考えるのでしたら、有料サイトで高画質の作品を楽しむべきです。私からも無料サイトや違反犯罪サイトを絶対に利用しないようお願いいたします。